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咲らいふな人vol4 西川さやかさん

21時からの自分の時間に、“文を書くこと”を楽しんでいます。

  西川さんは、いま主婦でいらっしゃるんですよね。家事にくわえて、おふたりのお子さんの育児。毎日、大変ですか?
  西川 そうですね、主婦は三食昼寝付きと言われますが、やっぱりすることは多くて、時間に追われてしまうんですよ。だから、家事をテキパキできるのかもしれませんね。
  家事をテキパキするコツは?
  西川 段取りを頭の中で決めてシュミレーションしながら、これをしながらこれをする、次は何をする……って、いつも先々を読んでいますね。
  育児のほうは、いかがですか?
西川 そうですね、だんだん成長してきますと、子どもたちにも自分の意思が出てくるので、それと格闘しながら……。  
子どもたちと格闘しながら(笑)  
西川 言うこと聞きませんから。  
え〜っ、言うこと聞かないんだ! そういうなかでの子育てのポイントは?  
  西川 皆さんおっしゃいますけど、忍耐ですかね。それでもやっぱりどなってしまうことがあるんですが、子どもたちと向き合いながらこちらも成長させてもらっています
  子どもがいると、自分の時間が取りづらいと聞くんですが、西川さんの場合は?
  西川 実際そうですね。ただ、私は自分の時間も欲しいと思っていましたので、うちの子たちは、夜9時ぐらいには寝せてます。そのあとが、私の時間ですね。
    それから、何時まで起きているんですか?
  西川   12時か1時くらいですね。
    それじゃあ、9時から12時か1時ぐらいまでが自分の時間?
  西川   そうですね。
    その時間は、どういう風に過ごしていらっしゃいますか?
  西川   日記を書いたり手紙を書いたり……。文章を書くことが好きなので
    そういえば、新聞への投稿もされていらっしゃいますよね
  西川   はい、ときどき。
    その話を、もう少しお聞かせいただけますか?
  西川 もともと書くことは好きだったんですよ。なので、新聞で応募要項を見つけたとき、自分でもできるかなと思って応募してみたんですね。そしたら、はじめての投稿が掲載されたので、すごく楽しくなって。いまは、ときどきネタを見つけながら書いています。
  ご自分の投稿がはじめて掲載されたときは、いかがでした?
  西川 すごく嬉しかったですね。多くの方が読む新聞なので、周りからも反響がありましたし。認められたような感じがしましたね。
  たしかに自分の投稿が新聞に掲載されれば、社会に参加してる感じがしますよね。
  西川 そうですね。やはり、主婦は外……社会との隔たりを感じていたりするし、そういう状況から、出て行けたらなっていうのはありましたね。
  いまも、そう感じていらっしゃいますか?
  西川 そうですね、私が書く内容は、子育て関連の事が多いんですが、友人から『見たよ』とか『そうだね』って共感していただけることが、一番楽しいですね。いろんなことに悩みながら、子育てしていることを皆さんが理解してくれるので。
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自分の想いをバ〜ッと書くと、ストレス解消にもなりますよ。

文章を書くことはもともとお好きだったんですか?
西川 小学校の頃はまったく苦手で、読書感想文もあらすじを写すタイプだったんですよ。けど、父が転勤族で引っ越しが多かったんですね。だから、友だちがその土地土地に増えて、その友だちと文通するようになったんです。

手紙を書くことで、文章能力が培われたし、文章を書くことも好きになっていきました

文章を書くというよりも、手紙の延長が文章になった……?
西川 そうですね。新聞に投稿する場合は、ちょっと格式ばった感じにはなりますけど、もう気負わずに書いていますね。
  へぇ〜、すごい! じゃ、文章を書くのが好きだなって実感したのは、いつぐらい?
  西川 いつぐらいだろう……。ハッキリいつとは言えないんですが、私、すごい手紙魔で、文通している人も10人いたんですよ。だからその頃は、毎日のように誰かから、手紙が来てるような状態。最初は返事を書くのに追われてたんですが、だんだんそれが、すごく楽しくなってきて。

交換日記とか学生のときしてたじゃないですか。ああいうノリで書くことが好きになってきた感じ……。

  私、手紙の返事ってすごく悩んでしまって、ついつい遅れがちになってしまうんですよ。
  西川 この人にはこういう内容じゃないと駄目とか、気負ったらダメですよ。自分の思いのたけをガ〜ッと書かなくちゃ!
  ガ〜ッと(笑)。
  西川 それが、手紙を書くことを好きになるコツだと思いますよ。
    自分の思いをバ〜ッと書くと、結構ストレス解消になったりも?
  西川   しますね。悩みを手紙に書いて、吐き出してしまうことで、解消されるものはあるでしょうね。

たとえそのことに対する返事がなくとも、誰かに聞いてもらえることでストレスも発散できます。

  西川さんにとって、文章を書くというのは、自分の思いを伝える道具のような感じなんですか?
  西川 そうですね。私は逆におしゃべりが苦手なので、何回も考えて、その考えを練りながら、文章で思いを伝えたいので。
  すご〜い!私はしゃべるならワ〜ッとしゃべってしまうけど、文章となると考えに考えて進まなくなって。あぁ、もう挫折……みたいな。
  西川 しゃべることって、相手にすぐ気持ちが伝わってしまうから、それがいい点でもあるけど、反対にストレートすぎて傷つけてしまうこともある、だけど、文章だと、考えながら書けるから緩和できるじゃないですか、それが書くことの利点かなって思います。
  これからこういう文章を書いていきたい、こういうことをしていきたい、というのは何かありますか?
  西川 いま、子どもたちと接する時間がいちばん多いので、その接し方を自分自身も学でんでいきたいと思っています。なので、添削指導のようなものをできたら……と。
  たしかに、添削指導だったら自分で文章を書くこともできるし、子どもたちと接しながら気持ちを伝え合うこともできますね。
  西川 子どもに向ける文章を書くとなると、難しい言葉じゃ伝わらないですよね。じゃあ、どういう風に書けばいいのかということになる。そういうのも、きっと自分の勉強になる。
  自分で勉強していきたいという、意欲があるってことですよね。
  西川 そうですね。老化防止じゃないですけど、頭は常に使っていたいと思うので。
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