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ともみのビタミンキッチン

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Recipe2 鉄欠乏性貧血を予防する食事


鉄を効果的に食べよう
簡単な料理を3品紹介します。今晩のおかずにいかがですか?

■豚レバーのアーモンドフライ     ■ひじきのサラダ     ■アサリのにんにく蒸し


豚レバーのアーモンドフライ

材料と作り方(ぎょうざ40個分)

豚レバー 280g   スライスアーモンド 60g
牛乳 80cc 揚げ油 便宜
塩・こしょう 少々 サラダ菜 4枚
小麦粉 便宜 レモン 1/2個
便宜


1. レバーを食べやすい大きさに切り、牛乳に20分漬けて臭みをぬき、水気をふきとります。
2. 1 に塩・こしょうをふり、小麦粉・溶き卵・スライスアーモンドの順に衣をつける。
3. 揚げ油を180度くらいに熱し、中火で焦げないようにきつね色になるまで揚げる。
4. 器にサラダ菜をしいて盛り付け、レモンを添える。

 

 

栄養のポイント
レバーは肉類の中でも、鉄分が非常に多い食品です。鉄分の他に、ビタミンAやB2もたっぷり含みますので、皮膚や粘膜を健康にし、疲労回復にも効果的です。また、アーモンドなどのナッツ類は強い抗酸化力をもち、細胞の老化を防ぐビタミンEも豊富。もちろん鉄分も豊富です。最後にレモンを絞るとビタミンCの力で鉄の吸収力や抗酸化作用もアップ゚します。

 

◎ レバーを調理するときのポイント

レバーはヘム鉄を多く含みますが、一般的には食べにくい食品です。したがって、調理は、薄皮を取り除き、水にさらして血抜きする、牛乳に漬けて匂いを消すなどの下処理が必要です。また、カレー粉やニンニク、ねぎ、日本酒、唐辛子、オイスターソースなどの香辛料や調味料を工夫しよう!

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ひじきのサラダ

材料と作り方(ぎょうざ40個分)

生ひじき 80g 【ドレッシング】    
きゅうり 20g しょうゆ 大さじ1弱
にんじん 20g 大さじ1強
大根 60g 砂糖 小さじ1
少々 オリーブ油 小さじ2
鶏ささみ 40g
少々
油あげ 1枚


1. ひじきは熱湯でさっとゆでて冷ましておく。
2. きゅうりは3cm長さのせん切り。
3. にんじんは3cm長さのせん切りにし、熱湯でさっとゆでて冷ましておく。
4. 大根は3cm長さのせん切りにし、軽く塩をふっておき、水気をしぼる。
5. 鶏ささみは酒を少々加えた熱湯でゆでて、食べやすい大きさに裂いて冷ます。
6. 油揚げはフライパンで焦げ目が付くくらいに焼き、3cm長さのせん切りにする。
7. ドレッシングの調味量を混ぜ合わせ、その中に 1〜 6 を全て入れ和える。

 

 

栄養のポイント
ひじきなどに含まれる「非ヘム鉄」の吸収率をアップするには肉や魚と組み合わせましょう。酢などを使って胃液の分泌を良くすると、尚効果的です。

 

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アサリのにんにく蒸し

材料と作り方(ぎょうざ40個分)

アサリ(殻つき) 300g 唐辛子 1/2本
にんにく 1片 大さじ1
ゴマ油 小さじ1


1. アサリはよく洗う。塩水につけて一晩砂抜きする。
2. 唐辛子は種をとり輪切り。ニンニクは薄くスライス。唐辛子の量は好みで加減して下さい。
3. フライパンにゴマ油をひき、先に唐辛子とニンニクを炒める。
4. 水気を切ったアサリと酒を加えてフタをし、鍋を時々ゆすりながら煮ます。
5. 貝の口が開いたら、できあがりです。

 

 

栄養のポイント
あさりには鉄分やビタミンB12が含まれています。どちらも血液を豊かにする造血栄養成分です。あさりの味つけにレモン汁を加えたり、キャベツ、菜の花、ブロッコリーなど、旬の野菜と組み合わせるとビタミンC効果で吸収率がアップします。あさりは、意外にバリエーションがつけやすい素材なので、日頃から食事に取り入れてみてはいかがでしょう。

 

◎ 調理のポイント
ごま油のかわりにオリーブ油、酒のかわりに白ワインでも美味しいですよ。殻つきあさりの砂抜きは、海水よりややうすめの塩水にひたひたに浸け、新聞紙などでふたをして暗くして。また、むき身はとにかく鮮度のよいものを選ぶこと。使う前にさっと洗ったほうがよいでしょう。

 

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